Report_はまなすホール

2014年08月19日

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【8/19 三匹のかわいいオオカミ はまなすホール】

文化庁芸術家派遣事業で、気仙沼市本吉町にある「はまなすホール」という劇場で「三匹のかわいいオオカミ」を上演してきました。気仙沼市の古町児童館が、今年度から本吉子育て支援センターさんと共催で「おでかけ児童館」をやるということで、記念すべき第一回にこのプログラムを選んでくれたのでした。気仙沼市は非常に広く幼児親子も多いのですが、市内に児童館は4館しかなく、本吉地区では津谷保育所内にある子育て支援センターが親子支援を行っているそうです。
日頃おはようシアターは、幼稚園や保育所、児童館など子どもや親子が普段活動したり、行きやすい場所での上演をしています。幼児親子が新しい場所へ行き、新しい体験をするのは、そんなに簡単ではないということを、おはようシアターで出会う親子さん達が教えてくれました。なので、慣れているいつもの場所が「ちょっと特別な空間」になって、親子同士が交流しながら新しい体験をするということを大事にしてきたのです。今回はこのようなイベント形式にすることによって、おでかけ児童館、古町児童館、本吉子育て支援センターを周知してもらうこと、館とセンターに来ている親子さんの交流を目的にするということで、劇場という紛れもなく「特別な空間」での上演となりました。
来てくれたのは、本吉地区の親子、古町児童館と赤岩児童館に遊びに来ている親子、学童クラブに来ている小学生、津谷幼稚園の子ども達と先生、古町にあるNPO法人ネットワークオレンジの皆さん、合わせて約150名。そして、本吉響高校のハンドインハンド部が会場案内などを手伝ってくれました。日頃、赤岩児童館などを中心にボランティア活動をしている部活で、とてもしっかりとした高校生達でした。せっかくの劇場体験なので、音響と照明のスタッフさんも同行してもらい、より「特別な空間」として演出をしましたが、子どもが劇場に入った瞬間に怖がったり泣いたりするのではないかとドキドキ・・・。
いつもより客席と遠いため、子ども達や親子さんがどんな反応をしているかあまり見えなかったのですが、盛り上がるところで声を出してくれたり、体操のシーンではさっと立ち上がってくれたり、大きな声で笑ってくれたり、夜のシーンではすっと静かになったり。そして、上演が終わってお見送りをする時に皆さんが想い想いに感想を言ってくれました。「感動した~!!」「ケガは大丈夫だった?しっぽ大丈夫?(オオカミの家が崩れてしっぽが焦げるシーンがある)」「また見たい。」「私も(幼児を連れたお母さん)楽しかったです!」などなど、嬉しい内容。さらに高校生との振り返りでは、「ブタが次はどんな道後を使うのか考えながら観ていた。」「小道具の花がとてもいい匂いに見える演技だった
。」「みんなが参加できる仕組みになっていた。」など、大人な感想をもらいました。
先生との振り返りでは「照明や音響があることによって、よりシーンや感情が伝わって大人も子どもも劇に集中していた。」「すり鉢状の客席だったので見やすく、大人数でもストレスがなく、動くシーンもスペースが確保されていた。」「日々の生活の中で、劇場に来るというちょっとした楽しみになった」などの意見が出て、改めて劇所がもつ意味について考えさせられたりもしました。おはようシアターでは、2012年から気仙沼市に通い、施設の先生方に仲介してもらいながら親子さんと交流をしてきました。今回、多くの子ども達、親子さん、高校生とこのような形で交流できたことをとても嬉しく思います。(川熊)

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